柔道の男子100キロ超級の準々決勝は、
フランスのリネール選手とジョージアのツシシビリ選手の対戦でした。
試合はリネール選手が一本勝ち。
しかし審判の勝利宣告後、ツシシビリ選手がリネール選手を蹴り上げ、
乱闘寸前となりました。
そこで今回は、この一連の騒動でリネール選手が反則勝ちになったワケと、
ツシシビリ選手がリネール選手を蹴り上げた本当の理由に迫ります。
リネールがツシシビリに反則勝ちってどういうこと?
リネール選手がツシシビリ選手に「反則勝ち」となったのはなぜなのでしょうか。
まずは、問題となったリネール選手vsツシシビリ選手の試合のシーンを見てみましょう。
リネール選手、ジョージア選手から反則行為を受けた
どう見てもジョージアの選手が悪いが、大型テレビで録画を良く見たら最後の最後リネール選手がジョージアの選手の喉仏押して見える#男子柔道#テディリネール#オリンピック柔道 pic.twitter.com/BHR08hRNSF— cristal de nieve (@sqd_ar) August 2, 2024
↑問題のシーンを確認すると、
リネール選手に一本を取られたツシシビリ選手が、突然リネール選手を蹴り上げ、
寝転んだリネール選手に顔を近づけて何か言葉をかけたり、
キックを食らわせていることが確認できます。
ツシシビリ選手のこの行動は柔道精神に反すると判断され、
ツシシビリ選手は「反則負け」の判定を下されてしまいます。
つまり、リネール選手は「一本勝ち」から「反則勝ち」に勝因が変わったということになります。
リネールがツシシビリに蹴り上げられた本当の理由は!?
ツシシビリ選手はなぜリネール選手を蹴り上げるような行為をしたのでしょうか。
結論としては、リネール選手がツシシビリ選手に挑発的な行為をしたからだと考えられます。
Yahooニュースでは、リネール選手が取った行動に着目していました。
- 審判の勝利宣告後も襟から手を離さなかった。
- のど輪攻めをするような仕草があった。
また、リネール選手がツシシビリ選手に蹴り上げられている最中の表情にも注目が集まりました↓
#パリ五輪#柔道 男子100キロ級の準々決勝。フランスの #リネール 選手は一本勝ちした後、対戦相手と一触即発の状態となりました#paris2024 #Olympics
写真特集🥋https://t.co/jP1Mdz7bLS pic.twitter.com/vOojQGPUui
— 毎日新聞写真部 (@mainichiphoto) August 2, 2024
↑リネール選手がツシシビリ選手を挑発するような表情が確認できます。
そして報道にあった「のど輪攻めをするような仕草」については、
さきほどの動画とは別のアングルで映る二人の様子で確認できます。
リネール選手、ジョージア選手から反則行為を受けたがその前に
大型テレビで録画を良く見たら、
最後の最後、リネール選手が両手を広げたジョージアの選手の喉仏グルグリ押して見える#男子柔道#テディリネール#オリンピック柔道 pic.twitter.com/RHP5rLfoGD— cristal de nieve (@sqd_ar) August 2, 2024
↑こちらの動画を見ると、投稿者の方が指摘するように、
たしかにリネール選手がツシシビリ選手の喉仏のあたりを押しているようにも見えます。
しかしリネール選手のこの行為に対しては、
柔道の技の一つ、『“突込絞”ではないか』との見方がありました↓
フランスの悪魔リネールがジョージアの人間の喉仏を親指で潰そうとした行為が、突込絞(つっこみじめ)という柔道の技らしいんですが、本当ですか!?私もう柔道見れないかもしれない。もういやだ。人間の醜いところをたくさん見た。っていうか悪魔がいた。人でなしですわ。ムリ。
— JOYしたい (@midorikoichan) August 2, 2024
そこで、この「突込絞」について調べてみたところ、
次のような技の紹介動画がありました↓
※1分17秒の動画です。
こちらの動画では、リネール選手のように親指を喉に突き立てることはしていないようです。
ですので、「技」であると考えるのには疑問が残ります。
なによりこのリネール選手がツシシビリ選手の喉を押す行為が、
審判の目に留まっていなかったことも観衆から疑問視されているようです。
以上のことから、
ツシシビリ選手はリネール選手からの“反則”とも取れる行為に怒りが込み上げ、
蹴り上げてしまったと考えられます。
まとめ
柔道のリネール選手が反則勝ちしたと言われる本当の理由についてお伝えしてきました。
以上、当ページをご覧いただきありがとうございました。