2022.10.8放送、オトナの土ドラ『最高のオバハン中島ハルコ』でロバート役を演じた村雨辰剛(むらさめ たつまさ)さん。
俳優・モデル・庭師の肩書を持ち、そのイケメンぶりが話題です!
ここではドラマの第1話のゲスト出演の画像5つと共に、
村雨辰剛さんの経歴を交えながらお届けします。
画像①:「最高のオバハン中島ハルコ」第1話にゲスト出演!その役どころは?
第1話「刃物の町・関を救え!」 でゲスト出演者された村雨辰剛さん。
- 役名:ロバート・ヤング
- 刀好きのアメリカ人
- ネットで見た刀匠の映像に感銘を受け来日
- 刀匠・土岐清次郎(麿赤兒さん)に弟子入り志願している
- 自然派でグリーンが好き
といった設定での出演でした。
画像②:ロバート役の村雨辰剛はアメリカ人じゃない!?
ロバート・ヤングの名でアメリカ人として演じられた村雨辰剛さんですが、
実はスウェーデン人で、公用語もスウェーデン語なので、
アメリカ人でもないし、英語は第二言語として話されているようです。
過去にNHKの朝ドラ「カムカムエヴリバディ」に出演された時も、
米軍将校のアメリカ人、ロバート・ローズウッド役として演じられていました。
(役名がロバート被りですね!)
この時は、英語は英語でも、アメリカアクセントの英語を流暢に話せるよう役作りしたそうです。
スウェーデンと言えば、日本にもある「IKEA」や「H&M」が有名ですね!
画像③:村雨辰剛は「ロバート・ヤング」と似た人生!?
本業は庭師である村雨辰剛さん。
日本の徒弟制度(親方から学ぶ)に憧れがあり、庭師以外にも宮大工などにも興味を持っていたそうです。
…とここで簡単に、村雨辰剛さんの経歴をご紹介したいと思います。
- 1988年7月25日生まれ、スウェーデンのスコーネ県オルケルユンガ出身
- チャットで知り合った日本人の友人からの招待で、16歳で初来日
- その時、伝統ある旧家で3ヶ月間のホームステイを経験する
- スウェーデンの高校を卒業後、19歳で日本へ移住する
- 21歳の時、愛知県名古屋市でスウェーデン語と英語の語学講師として生計を立てる
- 2011年3月:東日本大震災を機にスウェーデンに一時帰国する
- 23歳の時再来日し、名古屋市の造園業者でアルバイトを始めるが、弟子にはしてもらえなかった
- 2012年6月:愛知県西尾市の加藤造園にて、憧れだった庭師の徒弟として採用され、5年間勤務する
- 26歳で、念願叶って日本への帰化を果たし、「ヤコブ・セバスチャン・ビヨーク」の名から「村雨辰剛」に改名した
というわけで、
①でご紹介したロバート・ヤング役の設定と、村雨辰剛さんの経歴って、似ている気がしませんか?
ちなみに、村雨辰剛さんは庭師として6年間の修行で、庭園の手入れや管理の技術をじっくり学び、
その後“庭を一から造り、設計する技術も学びたい”と、東京にある業者に転職したそうです。
画像④:ロバート役の村雨辰剛の日本語が上手過ぎる!
スウェーデンの母国語に加えて、英語と日本語が堪能なトリリンガルの村雨辰剛さん。
日本語の発音も美しく、その流暢な日本語を話す姿に、見た目とのギャップを感じずにはいられません!
元々幼い頃から語学が得意で、まだスウェーデンにいた中学生の頃、
世界史の授業で日本へ興味を持ち、その頃から日本語の勉強をしていたそうです。
その勉強方法というのは、ラジオやYouTubeで学ぶ他にも…
自分の部屋にこもってパソコンで日本について検索したり、ボイスチャットで日本人と会話をしたり、日本語の音源をiPodにダウンロードして一日中聞いたりしていました。日本語の勉強に没入しすぎて、学校でも「日本人」とあだ名がつくくらい、ちょっと浮いていたようですが、僕は人の目を気にしないところがあって。やりたいことがあると、すぐにやらないと気が済まないし、好奇心にはあらがえません。
引用元:大手小町
…と、おっしゃっています。
日本文化への強い興味と、持って生まれた語学の才能で、
どんどん日本語が上達していったようですね。
画像⑤:村雨辰剛と主演の大地真央との隠れた接点!
『最高のオバハン中島ハルコ』主演の大地真央さんと共演を果たした村雨辰剛さんですが、
本業の庭師のお仕事でも大地真央さんとの接点がありました!
上記・左側の画像は、
2021年(令和3年)3月20日に「淡路花博20周年記念花みどりフェア」の一環で、村雨辰剛さんが手掛けた庭園「国生みの庭」です。
大地真央さんは兵庫県淡路島のご出身なので、こんなところでも繋がりがあったんですね!
ちなみに、とあるインタビューで『もともとガーデニングには興味があったのですか?』と聞かれた際には…
ガーデニングには、まったくといっていいほど興味はありませんでした(笑)。21歳の時に英語とスウェーデン語の教師として再来日を果たし、将来的には日本の文化に携わる仕事がしたいと思ったんですね。日本庭園には日本独自の美意識が生きている。「これだ!」と思って、23歳の時に弟子入りをお願いしました。真夏だったんですが、初日に熱中症で倒れて病院に運ばれたんです。このままだと迷惑をかけてしまうと思って、1日目で「辞めます」と親方に伝えました。けれどもその後、辞めたことをずっと後悔した。1ヶ月後、僕の後に入った若い人が辞めたと聞き、親方に「もう一度、チャンスをください」と頼み込みました。そうしたら親方は雇ってくださったんです。
引用元:株式会社リクルート
当時の親方さんとの出会いがあって今が在るんですね!
まとめ
村雨辰剛は…
- ドラマ『最高のオバハン中島ハルコ』の第1話にアメリカ人のロバート・ヤング役で出演
- 村雨辰剛は、元はスウェーデン人で日本に帰化し改名した
- ドラマの役の設定と似た人生を歩んでいた
- 村雨辰剛の日本語が上手いのは、「日本人」とあだ名が付くぐらい勉強したから
- 主演の大地真央とは「淡路島」というキーワードで繋がっていた
以上、ここまでご覧いただきありがとうございました!